フレックスタイムは多様な働き方ができるものですが、課題もいくつかあります。転職するならば、その課題と解決策を知っておくと良いでしょう。

まずフレックスタイムをうまく活用できない事例として、お客さんとのやり取りが多い業務の場合には不便なことが多いものです。連絡を受けてからレスポンスをするのにタイムラグができてしまいます。
迅速な対応ができないことで、業務に支障をきたすことはありえるケースです。そうした部分で四苦八苦しないためには、まず業種選びとして、このようなお客さんに密接に関わるものは避けることが大事です。

また、同様にチームを組んで仕事をするような業務であると、メンバーとのやり取りが上手くできなくなります。情報を持っているメンバーと時間が合わないといったことにより、作業が滞ることもあります。

上記のようなことを考えると、できるだけ一人だけでも作業を進められるような職場が最適です。
逆にフレックスタイムを活用できる業務として、開発業務でも開発作業と確認作業が分かれているものであれば上手く機能します。
通常勤務時間であれば、確認作業をするメンバーは開発が進むまで待つことになります。しかし、フレックスタイムにより時差をかけて出社することで、うまく作業をバトンタッチすることが可能です。

また、自己完結するような作業に取り組む仕事であれば、自分のペースで勤務時間をコントロールできます。遅くまで取り組んだ翌日は、リフレッシュのために遅く出社したりすることもできます。上手く体調をコントロールできるので、業務パフォーマンスを高く保つことも容易になります。